⚪︎はじめに
この度新しいカメラ「α7Ⅴ」を購入しました。
今まで「α7Ⅲ」という2018年に発売されたカメラを現役で使用しておりましたが、2025年販売の「α7ⅴ」というカメラを導入しました。
購入して2ヶ月程プロカメラマンとしての業務で使い倒したので、感じた事を書きたいと思います。
「α7Ⅲ」と「α7ⅴ」を比較してレビューをします。
カメラを新しく導入したからといって写真の質が上がったとか、圧倒的に撮りやすくなったという事は殆ど実感しておりませんが、大変満足しております。
大きく異なると私が感じたのはのは動画の質と、動画と写真の撮影の切り替えやすさです!!
今回のレビューの項目です。
⚪︎動画の質
⚪︎外観
⚪︎動画と写真の切り替え性能
⚪︎撮影データの大きさ
⚪︎価格
⚪︎まとめ
それぞれみていきましょう。
⚪︎動画の質
動画の質の違いは実際に見て頂いた方が分かりやすいと思います。
ポイントは、ダイナミックレンジ(どれだけ最も明るいところと、暗いところが記録できるか)と色情報の多さ、暗所のノイズの多さ、デュアルネイティブISOの有無です。
⚪︎晴天の公園
⚪︎明暗差の大きい神社
⚪︎夜間撮影・線香花火
⚪︎夜間撮影・室内でギターを撮影 ISO 8000で撮影
以上4シチュエーションで撮影しました。
全て同じ環境、同じレンズ、同じ設定で撮影しております。
最後の室内の夜間撮影以外はベース感度のISO800で撮影しております。
動画はLOG撮影をしてカラーしペース変換をしたものです。
α7ⅴは「S-Log3」
α7Ⅲは「S-Log2」と「S-Log3」
の3種類の撮影をしております。
⚪︎晴天の公園
α7ⅴ「S-Log3」
暗部(木の影)から明部(空)までバランス良いと思います。
目で見たままのニュートラルな印象を受けます。
α7Ⅲ「S-Log2」
7ⅴで撮影したものと比較すると、暗い印象です。
特に暗部はすこし潰れ気味。明部は少し白飛び気味です。
色味は若干紫よりになっています。
α7Ⅲ「S-Log3」
S-Log2と比較すると随分明るい印象です。
暗部は記録出来てますが明部の雲は結構白飛びしています。
色味はやはり紫よりになっています。
⚪︎明暗さの大きい神社
α7ⅴ「S-Log3」
公園と同じく暗部から明部までバランス良いと思います。
α7Ⅲ「S-Log2」
拝殿の中等の暗部は暗く、屋根の暗部は完全に白飛びしています。
α7Ⅲ「S-Log3」
全て同じ露出で撮影してますが、一番明るく記録されています。
白飛びが一番目立ちます。
⚪︎夜間撮影・線香花火
α7ⅴ「S-Log3」
他と同じくニュートラルな印象を受けます。
暗部のノイズも目立ちません。
α7Ⅲ「S-Log2」
今回はα7ⅴと似た印象です。
良く比較するとダイナミックレンジが狭いので、火花の階調が乏しいです。
暗部のノイズは思ったほど目立ちません。
α7Ⅲ「S-Log3」
良く見ると花火の周りの明るくなったところにノイズが目立っております。
⚪︎夜間撮影・室内でギターを撮影 ISO 8000で撮影
α7ⅴ「S-Log3」
流石に暗部にノイズが乗っておりますが、比較的綺麗な印象です。
ノイズリダクションを使用すれば使用可能な範囲でしょう。
α7ⅴにはデュアルネイティブISOというものがあります。
ベースISOが800なのはα7Ⅲと同じです。そこから1600,4000、とISOを上げていくとノイズが増えていきますが、8000の時にガクッとノイズが少なくなります。
なので普段はISO800、暗い環境ではISO8000で撮影すると綺麗な映像で撮影する事ができます。
α7Ⅲ「S-Log2」
暗部のノイズが目立ちますし、少し暗い印象です。
α7Ⅲ「S-Log3」
ノイズは一番目立ってます。全体的に明るくなってしまい、色の紫転びも激しいです。
動画のまとめ
α7ⅴダイナミックレンジが広く、明暗部がしっかり記録できていて色情報が豊富な印象です。
またデュアルネイティブISOのお陰で暗い環境でも比較的に綺麗な映像を撮影する事ができます。
その後の色味や明るさの調整をしても破綻が少ないので「使える」画質だと思います。
α7Ⅲは逆の印象です。比較するとダイナミックレンジが狭く、色情報が乏しい印象です。
しかし全く使えない画質かというと、そこまででは無い印象です。
⚪︎外観
グリップが少し大きくなったので握りやすくなりました。

私が一番大きい変化だと思うのが、ディスプレイが4軸マルチアングル液晶モニターになった事です。

α7Ⅲはチルトモニターだったので、上から覗き込む様に撮影する際、アイカップの影になってしまう事がよくありましたが、α7ⅴではその心配が無くなりました。


また縦向きの超低アングルの際にα7Ⅲだと地面に寝っ転がらないと難しかったのですが、その必要が無くなりました。

ディスプレイのドット数が約92万から約210万になりより見やすくなりました。
これはソフト的な事ですが、タイムラグが少なくなりました。
写真撮影時の話ですが、α7Ⅲでほんの少しタイムラグがありましたので、人がジャンプする時等、「せーの」でおきる一瞬の動きを捉える際ずれる事があったのですが、それが無くなりました。
⚪︎動画と写真の切り替え性能
α7ⅴでは「静止画/動画独立設定」という機能がありそれがとても便利です。(α7Ⅳにも搭載している機能の様です)
写真と動画それぞれで露出やフォーカスなどの設定値を別々に保持・切り替えが可能です。
以下の項目が設定可能です。
絞り
シャッタースピード
ISO感度
露出補正
測光モード
ホワイトバランス
ピクチャープロファイル
フォーカスモード
また記録メディア設定も動画と写真で別の設定が可能です。
これらの機能により、動画と写真の切り替えが素早くできる様になりました。
私の様に動画、写真それぞれ撮影するカメラマンにとっては神機能だと感じました。
α7Ⅲの際にはこの機能がなかったので動画と写真の切り替え時には
絞り
シャッタースピード
ISO感度
ホワイトバランス
記録メディア設定(写真撮影時はカード1にraw、カード2にはjpeg。動画では同時記録設定)
logのON/OFF
フォーカスモード
を手動で毎回切り替えないといけなかったので、かなり楽になりました。
時間に余裕のない撮影現場が多いので、ミスをしない様に四苦八苦しておりました。
⚪︎撮影データの大きさ
私が購入を検討している際に危惧していたのが、データの大きさです。
α7Ⅲの2400万画素からα7ⅴでは3300万画素となり画素数が大幅に増えるので、特にrawデータが膨大になり、撮影メディアの買い替えや、PCへの負担等を心配しておりましたが、杞憂に終わりました。
一番大きなサイズの設定でも「ロスレス圧縮」という設定で、圧縮されている様で1カットあたりのデータ量はあまり変化がありませんでした。(だいたい50MB位です)PCも今までと同じ様に動いているので一安心でした。
⚪︎価格
この記事を書いている2026年8月19日で最安値が
α7ⅴ
新品¥329,823-
中古¥327,642-
α7Ⅲ
新品¥190,000-
中古¥93,400-
当たり前ですが、結構な値段差ですね。
⚪︎まとめ
私はα7ⅴを購入してとても満足しておりますが、同時に8年前のカメラですがα7Ⅲは今だに「使えるカメラだな」と再認識しました。
皆さんはどう感じたでしょうか。
もし、作例の様な動画の画質で問題がないのであれば、今更ながらα7Ⅲはおすすめのカメラです。
またα7Ⅲ以降のカメラを検討してみても良いかもしれません。
もう一度言いますが写真の質、撮りやすさ、フォーカスの精度等はたいして違いは感じません。恐らくα7Ⅲのときにある程度完成してしまっているのではないでしょうか?
とはいえ私はα7ⅴを購入して大満足しております。
これからもこのカメラを使用して写真や動画を撮りまくろうと思います。
ちなみに前回アップした沖縄旅行のVlogは全てα7ⅴで撮影していますので、是非ご覧になってください。
念の為カメラのリンクをのせておきます。
今回の内容はyoutubeにもアップしていますので、よかったらご覧になって下さい。
※スマホで見る時は画面を横にして下さい。
また次の記事でお会いしましょう。
福岡の出張撮影は「RYO PHOTO」まで!!
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