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去年撮影した、ヘッド画像の夜桜マタニティフォトですが、「どの様にして撮影したの?」という質問をよく頂くのですが、説明してもイマイチ伝わりにくい様なので、今回文章と図解で説明させてもらいます。
撮影した場所は久留米市の「平原公園」という場所です。
以下の図の様にして撮影しました。
実はこの場所は全く照明が無い場所なので、夜は真っ暗になります。
夜の寒い日に妊婦を長時間野外に出したくなかったので、被写体である妻には撮影ギリギリまで車の中で待機してもらいました。
先に私が懐中電灯で照らしながら撮影場所にセッティングをします。
図の様に被写体が立つ場所は高台になっている場所です。
まず高台の下から、人物に向けてストロボを立てます。このストロボで桜を照らすので、1灯でなるべく光が広がる様にセッティングしています。
そのストロボとは別に人物を照らすためのストロボを人物に対して45度くらいでセッティングします。
そして妻を撮影場所まで誘導し、定位置に立ってもらいます。本番の写真には足元は映さないので、あったかい厚めの靴下と、滑らない様にスニーカーを履いてもらいました。また、足元にはピントを合わせる時に使用する懐中電灯をおいています。
ストロボはカメラのシャッターボタンを押した時だけにしか光らないので、撮影現場は基本的に真っ暗です。もちろん真っ暗だとピントが合わないので、ピント合わせの時だけ妻の足元の懐中電灯をつけてピントを合わせます。ピント合わせが終わったら、懐中電灯の電気を消して撮影スタートです。
暗闇の中での撮影だったので、シャッターボタンを押すまで実際にどの様な写真がとれたかわからない環境でした。
被写体の体の向きや、表情、構図の微調整や、2灯のストロボの光量の調節などを、写真を撮影しながら調節しました。
そして撮影できた写真がヘッド画像のこの写真です。
ちなみに前面の人物用のストロボのみで撮影すると、こんな感じです。違った雰囲気でこれはこれで良いですね!
後ろの桜を照らしているストロボのみで撮影すると、こんな感じです。人物がシルエットとして写るので、お腹のふくらみが目立った、印象的な写真になりました。
日中の撮影では体験できない事なので、とても楽しかったです。
現在この場所は工事が行われていて、高台が無くなっていたので、残念ながら同じ撮影はもう出来なさそうです。悲しい!
別日に、うきは市の流川桜並木で夕方のマタニティフォトを撮影しました。
ものすごく人が多いところなので、並木の本道の脇に立って撮影しています。
夕日が良い色で、優しく照らしてくれました。この写真も人物にストロボを当てて撮影しています。
マタニティ写真っていいですね!!子供が産まれた後も、ずっと良い思い出になりますよ!!
以上です。
マタニティ写真も、福岡の出張撮影のご依頼は是非RYO PHOTOまで!!
https://ryophoto.com/
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