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今回は私が大好きなストロボメーカー「Godox」 のおすすめポイントと、おすすめしないポイントについて書かせて頂きます。
これからストロボの購入を考えているけれど、色んなメーカーがあるので、どのメーカーのものを購入していいか分からない。とお悩みの方、参考になったらとても嬉しいです。
はじめてストロボの購入を考える時、まずカメラメーカー純正のクリップオンストロボを購入する事を考える事が多いかもしれません。
私もはじめて購入したストロボは当時使用していたカメラのメーカー純正品でした。当時は「メーカー品は品質が良くて、社外品は品質が悪いのだろう」という思い込みがあったからです。
ストロボの光量を表すガイドナンバーは38と決して大光量というわけでもなく、価格は当時4万数千円だったと思います。
しばらく使用していくうちに時々発光しない事が増えてきました。接点の汚れかと思いカメラ側、ストロボ側両方の接点を清掃しても症状変わらずでした。
その後、勤め出した写真館にも同じストロボがあったのですが、全く同じ症状が頻発しており、メーカーに修理に出しても症状改善しませんでした。
また、知り合いのフリーカメラマンの方も同じストロボで同じ症状がでているとの事でした。
私はそれから「ストロボは純正じゃなくても良いんじゃないか」と思う様になりました。
そもそもクリップオンタイプ以外のモノブロック等ストロボはカメラメーカー製ではない物なので、当然といえば当然ですよね。
※あくまで私の経験の話であって、同製品がすべて同じ症状が出るとも限りませんし、同メーカーの他のストロボは正常に動作してました。また、カメラメーカー純正品を否定している訳ではありません。
ここからはGodoxストロボのおすすめポイントです。
他社製品と比較して圧倒的に値段が圧倒的に安いです。
TTL機能無しでガイドナンバー60のクリップオンストロボのTT600であれば22年10月現在で¥8,400-と破格です。ちなみに私が購入した時は7千円台でした。
また300WモノブロックのMS300は¥14,180-です。私の認識では他のメーカーの300Wのモノブロックで安いモノでも10万前後位します。
もちろん製品としての質は全く問題ありません。
安くて質が悪いストロボを使用すると同じ設定でも光量や光の色が不安定になる事がよくありますが、Godoxを使用してその様に感じた事はありません。光の質も全く問題ないと思います。
また、わたしはGodoxのストロボをメインで使用していて4年半位経ちますが、破損等を除けば、不発光や、通信不良等の故障がおきた事はまだありません。
クリップオンタイプ、モノブロックタイプ共にバッテリー駆動で動くタイプがあり、チャージも早く、バッテリーの持ちもかなり良いです。クリップオンタイプは電池交換の煩わしさ、モノブロックタイプACケーブルが不要なので取り回しが楽ちんになり、出張撮影を生業としている私はとても助かっています。
単三電池を使用するクリップオンストロボ、バッテリー駆動のクリップオンストロボ、ACケーブル式のモノブロックストロボ、バッテリー駆動のモノブロック(100W 200W 300W 360W 400W 600W 1200W等)、LED等様々な製品があり、多くのクリップオンタイプとモノブロックタイプは同じコマンダーで制御可能です。
ここからは私が使用している製品を軽く紹介させて頂きます。
単三電池駆動のクリップオンストロボです。22年10月現在で¥8,400-という価格ながらガイドナンバー60と十分な光量があり、ワイヤレスシステムの受信機が内蔵しているのでコマンダーがあれば発光、光量の調整が遠隔操作可能です。TTL機能はついていません。
バッテリー駆動タイプのクリップオンストロボです。価格は¥23,000-前後です。バッテリーがかなり大きく、容量が2000mAhとたっぷりなのでかなりハードに1日中使用してもバッテリー切れの心配はないですし、チャージも早いです。
こちらはTTL機能ありでワイヤレスシステムの受信だけではなく送信も可能です。
クリップオンストロボよりすこし長い位の、長編168mmと小型ながら200Wと十分な出力があります。価格は¥46,000-前後です。私が初めて購入した時は前機種の「AD200」でしたが¥35,000-位だった様な気がします。
こちらもバッテリー駆動のタイプです。
発光部が「スピードライトヘッド」「フラッシュチューブヘッド」の2種類を付け替え可能なので撮影意図に応じて光質を調整できます。
私の認識では「スピードライトヘッド」の方が強力に飛ばす光で「フラッシュチューブヘッド」の方がモノブロックに近く比較的柔らかい光の印象です。「フラッシュチューブヘッド」を使用する時は別売りのリフレクタ等も使用可能です。
またオプション品を使用してヘッド部と本体をセパレートする事が出来ます。
私はこのストロボは主にロケ撮影時に使用しているのですが、本体に雲台付きスーパークランプを使用して
この様にしてライトスタンドの下の方に本体を取り付けておけば転倒防止の重りになる上に、万が一ライトスタンドが倒れたとしてもストロボ本体に直接のダメージがなくて済みます。
ストロボの破損防止の為にこの延長ケーブル「EC200」を使用しています。
小型ながら300Wの出力をもつモノブロックストロボです。500mlのペットボトルと比較してもこの大きさです。
価格は65,000-前後。わたしが 購入した時は¥60,000-位でした。
こちらもバッテリー駆動のタイプです。AD200のバッテリーでも駆動するので運用するのがとても楽です。逆にAD300用のバッテリーをAD200で使用すると取り外ししにくいらしく注意が必要です。
一般的なモノブロックと同じで発光管が円形なので光が美しいです。私は室内撮影の時のメインライトとして使用しております。
私はこの4種類のGodoxのストロボを所有しておりますが全て1つのコマンダーで制御可能です。めちゃくちゃ便利ですね!
これまで大絶賛してきたGodoxのストロボですが1点だけお勧めしないポイントがああります。
それはクリップオンストロボのシュー部の弱さです。
わたしはV860Ⅱをオンカメラでも使用していたのですが根本から「ポキリ」と折れてしまう事が2、3度ありました。
とても弱いと思います。折れてしまうとオンカメラとしては全く使えなくなるので全く困ったものです。幸い(?)シュー部の交換部品が普通にアマゾン等ネットで購入できるので交換さえすれば普通に使用できる様になります。ちなみにV860ⅡにV1用のシューは干渉するパーツを削れば使用できます。
私が使用しているSONYのカメラのシューが貧弱な作りなのでそのせいもあるのかと思っていたのですが、Canonのカメラを使用している知り合いのカメラマンも同じ事を言っていたのでGodoxのクリップオンストロボ全般なのかもしれません。
なので私はGodoxのストロボはオフカメラレイティングでしか使用していません。
今回は以上です。
では、また次の記事でお会いしましょう。
※クリップオンストロボをオンカメラで使用する場合は、使用カメラのメーカーに対応した物を選びましょう。
ちなみに今回の内容もyoutubeにもアップしていますので、よかったらご覧になって下さい。
福岡の出張撮影は「RYO PHOTO」まで!!
https://ryophoto.com
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