はじめに
今回は簡単に動画をフィルム調に変えられるプラグイン「DEHANCER PRO」を紹介したいと思います。
前回の記事では写真用プラグインの「DEHANCER FILM」を紹介させて頂きました、まだ見ていない方は是非ご覧になって下さい。
今回も早速作例をご覧ください。
作例
Before
After
いかがだったでしょうか?
写真用の「DEHANCER FILM」の様な効果に、更にノイズ等が載せれるのでより「フィルム感」が増していると思います。かりいい感じですよね!
作例は分かりやすい様に少し大袈裟にかけていますが、もう少し薄くかけてアクセントとして「フィルム風味を足す」事でシネマティックな世界観を作り出す様な使用法が良いのかと思います。
今回私は動画編集ソフトの「DaVinci Resolve」で使用しましたが、「After Effects 」「Premiere Pro 」「Final Cut Pro」でも使用できます。
また、iOSにも対応していますのでiphoneやipadでも使用可能です。
価格
価格は「DEHANCER FILM」より高いです。また使用するソフトで値段が異なり「DaVinci Resolve」で使用するものが一番高かったです。
DaVinci Resolve
買取で 499USD(¥73,127-)
1年で 299USD(¥44,116-)
6ヶ月 199USD(¥22,162-)
3ヶ月 149USD(¥21,835-)
After Effects ・ Premiere Pro ・ Final Cut Pro
買取で 399USD(¥58,871-)
1年で 229USD(¥43,817-)
6ヶ月 199USD(¥22,162-)
3ヶ月 149USD(¥21,835-)
iOSアプリ(iphone・ipad等)
Dehancer Photo & Video Editor
Unlimited Export(1年間プラン) 13,000円
Unlimited Export(1ヶ月プラン) 1,500円
Unlimited Export(1週間プラン) 900円
※23年8月29日現在
です。
購入時はプロモーションコード「RYO PHOTO」を使用すると10%OFFで購入できますので是非ご利用ください。
DaVinci Resolveでの使用方法
こちらがDaVinci Resolveを開いた画面です。カラーページで使用します。
カラーコレクション(プライマリーグレーディング)を行い、動画を実際の見た目通りに戻す作業まで行います。
ちなみにlog撮影をした最初の動画はこの様な感じです。
この後いよいよDEHANCER PROを使用します。
ノードを一つ追加し、エフェクトタブの一番下の「Dehancer Pro」を先ほど追加したノードにドラッグします。
するとすでに反映された状態になります。
調整パレット内の調整方法はほとんどDEHANCER FILMと同じです。
まず「Film」を選択します。DEHANCER FILMの時の様な一覧のプレビュー画面はありませんので、一つずつ選択しどの様に変化するのか、イメージに近いものはどれなのかを探していきましょう。
その後、「Print」をイメージに近い物を選択して、
「Film Compression」でハイライトの抑え具合
「Color Head」でカラーバランス
「Expand」で黒レベル、白レベルの調整をします。
「Film Grain」「Halation」「Bloom」は最初はプリセットを選択する様になっていますが、「Custom」を選択する事でDEHANCER FILMと同じ様に細かく設定する事ができます。
「Film Damage」はフィルムに傷の様なノイズが入ります。
「Film Breath」はチカチカする様なノイズがはいります。「Film Damage」と「Film Breath」は再生しながら値を調整すると分かりやすいかと思います。
「Data Wave」は手持ち撮影時の様な微ブレを加える様です。
「Vignette」で周辺減光を調整します。
「Input」はDavincci resolve内のエフェクトの「カラースペース変換」と同じ事の様です。
DEHANCER PROを使用するとPC動きがかなり重くなります。
その対策だとは思いますが「LUT Generator」という機能で、今まで設定した項目をLUTとして書き出して使用する事が出来きます。
ただひとつ注意点として、そのLUTは「Film Grain」「Halation」「Bloom」「Film Damage」「Film Breath」「Vignette」等のエフェクト的な項目は反映されない様です。
iOSアプリ 「Dehancer Photo & Video Editor」の使用方法
こちらがアプリを開いた状態です。
様々なプリセットが表示されていますが、全てのプリセットを表示したかったら右下の「CATEGORY」をタップし「All Presets」を選択すると出て来ます。
プリセットのままでも良い感じだと思いますのでそのままでも良いと思うのですが、細かく設定するには「Edit」ボタンをタップする事でPC版とほぼ同じ様な詳細設定が可能です。
項目をタップし、右上の青いポッチが消えればその項目が反映されていない様になります。
iOSアプリ版には「Film Damege」の機能はない様です。PC版との差別化を図っているのでしょうか。
全ての項目の背亭完了したらeditoの右側のマークをタップすればカメラロール内に動画が保存されます。
写真でも同じ工程で作業が可能です。
まとめ
DEHANCER PROもハイクオリティーかつ、細かく設定できる優秀なプラグインだと思います。
iOSアプリの方は「Film Damege」がないのが残念ですが、PC版と同じクオリティーで使用できるのではないかと感じました。
「DEHANCER PRO」はこちらから購入可能です。
購入時ご使用の動画編集ソフトを選択するのを忘れないでください。
プロモーションコード「RYO PHOTO」を使用すると10%OFFで購入できますので是非ご利用ください。
https://www.dehancer.com/store/video/davinci_resolve
今回は以上です。
また次の記事でお会いしましょう。
福岡の出張撮影は「RYO PHOTO」まで!!
今回の内容はyoutubeにもアップしていますので、よかったらご覧になって下さい。
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