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今回は商品レビューです。俯瞰撮影に大活躍のスライドアーム「SIRUI(シルイ)の HA-77」のご紹介です。
スライドアームの購入を考えている方の参考になれば幸いです。
他社製のスライドアームとの違いや、使い方等をお話ししたいと思います。
スライドアームとは、真上から真下を見下ろす様に撮影する「俯瞰撮影」時に使用するアイテムです。
メーカーによってはスライダーとか、スライディングアームという名称のものもあります。
この様に三脚に取り付けて使用します。
地面や台の上の物を真上から撮影したり、
手元の作業風景を真上から撮影する時なんかに使用します。
他にも地面すれすれの低いアングルにするときや、
被写体に近づいて撮影するマクロ撮影の時もに使ったりもします。
このスライドアームを購入したポイントは、何といってもアームが77cmまで伸ばすことができる点です。
私が調べた時は他の製品は20cm~40cm位しか伸びるものが無かったです。
実際測ってみるとアーム全体の長さが77cmで、
三脚の中心からだと62.3cm位伸びることになります。
また操作も扱いやすく、可動部は適度なトルク感があり、動きもスムーズです。
360°の回転と90°の傾斜ができます。
作りもしっかりしているので安心できます。
ただ最大まで伸ばして使用すると「若干しなっているかなぁー」と感じることはあります。
私がいつも俯瞰撮影をする時の機材は
・カメラ sony α7ⅲ
・レンズ Sony 24-105mm f4
・ワイヤレストリガー godox x2t
で総重量は1,665gでした。
もっと重いカメラやレンズを使用する方はもしかすると若干アームを縮めて使用しなければいけないかもしれません。
最大搭載荷重は5Kgです。
価格はこの記事を書いている22年2月現在でamazonで ¥15,036-でした。
このアームを使用する場合は三脚と雲台が別途必要です。場合によってはウェイト(重り)も必要です。
三脚はなるべく大きく、しっかりした物を選びましょう。
俯瞰撮影時はバランスが崩れるとすぐに倒れてしまうので、細くて軽い三脚は不向きです。
カメラを取り付ける為の雲台はなるべく軽いものが良いので自由雲台がお勧めです。
ちなみに私が使用しているのは、三脚が SLIKのMASTER PRO2 雲台はVelbon のQHD-51というものです。
①三脚にもともとついている雲台を外します。ほとんどの三脚は回転を止めるパンストッパーのネジをしっかり閉めて、逆時計回りに回転すると外れます。
ご使用の三脚が雲台が取り外しできるものかどうか事前に確認をしましょう。
②雲台部分にスライドアームを取り付けます。雲台をつけるのと同じで時計回りに回して取り付けましょう。
③雲台取付ネジに自由雲台をセットします。
④倒れない様にバランスをみながらカメラと、カメラの反対側にウェイト(重り)を取り付けます。
私はウェイトの代わりに、最初に外した元々付いていた雲台を取り付けています。
※注意点としてウェイトを取り付けるフックがくるくると回転するのでウェイトはゴムバンド等で固定する必要があります。
⑤バランスをみながら必要なところまでアームを伸ばしましょう。
あとはカメラが真下を向く様に位置を微調整して撮影しましょう。
俯瞰撮影の使用方法は以上です。
90°の傾斜ができるので、真上にむけて伸ばすと62.3cm高くなります。三脚の脚一段分位高い位置での撮影が可能となります。嬉しい機能ですよね。
今回は以上です。
では、また次の記事でお会いしましょう。 ちなみに今回の内容もyoutubeにもアップしていますので、よかったらご覧になって下さい。
福岡の出張撮影は「RYO PHOTO」まで!!
https://ryophoto.com
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