はじめに
※今回の記事は完全に趣味の話です。
最近エレキギターの調子が悪くなってきました。ピックアップのフロントかリアかどちらかが鳴らない事が増えてきました。ボリュームノブを「トントン」と叩くと音が出たりします。昭和のテレビみたい。。
恐らくセレクタースイッチか、ボリュームノブか、その辺の配線かのどれかが劣化しているものと思います。その周辺の部品を交換すれば改善するとは思うのですが、十数年前に中古で購入してからピックアップ以外の部品を交換していない為、他の電装パーツもそろそろガタが来るかもしれないのと、ちょうどまたピックアップを交換しようと思っていたタイミングだったので今回思い切って全ての電装パーツを交換しようかと思います。
交換する部品は、ピックアップ×2、ボリュームポット×2、トーンポット、ジャック、、セレクトスイッチ、全ての配線材(ケーブル)、コンデンサーです。
ピックアップはfunk ojisan製「コナオトシ」、他のパーツは詳しくないのでネットで調べた一般的なパーツ+αといった感じです。
ボリュームポット、トーンポットは定番のCTS製。
今回調べるまで知らなかったのですが、ボリュームポットとトーンポットって同じ物なんですね。カーブは異なる物を使用するのが一般的な様なのでボリュームにAカーブ、トーンにBカーブのもの、ピックアップがハムバッカーなので抵抗値は両方とも500kΩのものをチョイスしました。
トーンポットに付けるコンデンサーは誰かがブログでおすすめしていた「SONIC OC-223 0.022MFD オイルキャパシター」。
ジャックは接触不良が起きにくいPure Tone Jack。
セレクターは「SCUD トグルスイッチ 縦型 国産 YM-T20R」。
配線材はBELDEN 8503。
あと今回ノブポインターを付けました。これでボリュームや、トーンのがどの位の値かが分かり易くなりました。
現状確認・部品取り外し
実は配線等全く詳しくないので、基本は今のパーツの配線をそのまま再現します。今の配線はこういう感じ。
配線が分からなくなるとアウトなので、念入りにスマホで写真を撮って記録します。
次はいよいよ部品を外していきます。
まずボリュームとトーンノブです。ピックガード等を傷つけない様に気をつけながら作業していきます。
続いてジャックのホット、コールドの接続を確認した上でハンダを取り除き、外していきます。
ボリュームポット、トーンポット、セレクタースイッチのナットを外して完全に取り外します。
この辺りの古いケーブルは付けたままにして接続を確認しながら新しいパーツを取り付ける事にします。
新パーツ取り付け
ケーブルは予め使用する長さに切って、接続部分の被膜を剥いておきます。
新しく取り付けるパーツ、ケーブル類には全て「予備ハンダ」をしています。これで後に接続する際に作業が楽になります。
さて、パーツを取り付けたら、
あとはハンダ付けをしてひたすら配線するのみです!
配線が完了したら、ケーブルをジャックに刺して音が正常に出るか、セレクター、ボリューム、トーンが正常に効いているかをチェックします。
ピックガードにパーツが取り付けてあるタイプのギターは、ピックガードを閉じた状態でもう一度チェックをするのがベストだと思います。
たまにピックガードを閉じた際にケーブルやコンデンサー等がどこかに引っかかって外れる事がある為です。
音出しチェックが完了したら、ネジ類を締めて組み上げ完了です!
弦を張って音出しチェック
最後に通常通り弦を張っての音出しチェックをしました。
ピックアップをどのポジションにしても正常に音が出て、ボリューム、トーン共に正常に効いています。
今回の作業はスムースに成功した様です。良かった!!
ブログの内容をyoutube動画で公開していますのでよかったら見てください!!
※スマホで見る時は画面を横向きにしてください。
今回の記事は写真、動画撮影と関係ありませんが、福岡の出張撮影なら是非 「RYO PHOTO(リョウフォト)」まで!!
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