はじめに
みなさんゴドックのストロボお好きですか?
低価格で高性能なストロボを製造しているメーカーで、最近すごい勢いがありますよね?私は大好きなメーカーなんですが、一つだけビックリした事があります。
ほとんどのクリップオンストロボってカメラの上部に取り付けて使用する際にバウンスできる様に発光部がいろんな方向に向きますよね?
ゴドックスのクリップオンストロボは横向きの首振りがめちゃくちゃ硬いんですよ。
Godox(ゴドックス)のストロボを購入して
私が初めに購入したGODOX製クリップオンストロボは「TT600」というものでした。
これはカメラの上に取り付けず、ライトスタンドにセットして使用するオフカメラライティング用に購入したものでした。こちらのストロボも購入時もちろん首振りがどのような感じかはチェックしました。上下にはスムースに動くのですが、横向きの首振りはとても硬かったので、その時は横向きに振る機構が無いのかと思っていました。まぁ安い商品だったし、そもそもオフカメラライティング用に購入したので、横向きに首を振る事がないので、最初は全く気にしていませんでした。
私が次に購入したGODOX製クリップオンストロボは「V860Ⅱ」 というものでした。
これはオフカメラでもオンカメラでも両方使用するつもりで購入をしたものでした。ところが・・・
なんとこちらのストロボも首が横向きに回らない!!「安いストロボ」という事に変わりはないのですが、前回購入した「TT600」に比べれば値段は倍以上するし、「いやいや、バウンス撮影できんやん!!」と思ったのですが、「もしかして・・・」と思い壊れそうで怖かったのですが恐る恐る新品のストロボの首を力をこめて回しました。
「ん、にょうろ」といった感じで重く回りました。「いや、回るんかい!!」「ってか、こんなに硬かったらカメラのシューがぶっ壊れるやん!!」と思わずつっこみました。本気で返品をしようか思うレベルでした。「いや、しかし待てよと」そこで「ある事」を思いつきました。
対処方法
※ここから後の事は「改造」です。真似をすると故障をしたり、保障を受けられなくなる可能性があるので、真似する場合は自己責任でお願いします。
稼動部に何かしらの潤滑剤を塗ったら少しはましになるんじゃなかろうか?と思い、もともと持っていたシリコンスプレーを稼動部に少量「シュッ」とスプレーし、ヘッドを何回か回すと、なんという事でしょう!!軽く回るようになりました。(あたりまえだけど)
シリコンスプレーはこういうやつです。何年も前に購入したものなので汚くてすいません。ホームセンターや、ネットショッピングで購入できます。
ストロボのヘッドを90度回転して、稼動部の上部と下部の隙間を出して
その隙間にシリコンスプレーを「シュッ」と少量スプレーしてヘッドをくるくる回して潤滑剤を隙間全体にまわします。
お陰でストレスなくクリップオンストロボを使用する事が出来ました。
ちなみにオイルスプレーを使用すると、プラスチック材をいためてしまう様なので、使用しない方が良いと思います。
ギターや、ベースを持っている方は、弦のすべりを良くするために使用するシリコンスプレーでも同様の効果が得られると思います。
今回は以上です。では、また次の記事でお会いしましょう。
ちなみに今回の内容もyoutubeにもアップしていますので、よかったらご覧になって下さい。
福岡の出張撮影は「RYO PHOTO」まで!!
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