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今回はシルエット写真の撮影方法です。
シルエット写真とは、被写体が暗く、背景をそれより明るくすることで、被写体のかたちを映し出した写真のことです。
具体的にどの様な写真の事か、作例をご覧ください。
この様な写真を撮影する事は、いくつかのポイントさえつかめば実はそんなに難しい事ではありません。
ではどの様なポイントなのか解説していきたいと思います。
背景が明るくて被写体の手前が暗い逆光の状況で撮影をする必要があります。 作例の様に夕焼けの空を背景視するのが一番簡単だと思います。 あとは夜景だったり、部屋の電気を消して窓を背景にするのもよいかもしれません。
作例でいうと、シルエットと空、海、橋の様なものが綺麗に見える様にカメラ位置を調整しました。 もしもっと高いカメラ位置で撮影をしていたとすると、空の割合が少なくなるのでシルエットが分かりにくくなってしまします。
また親子が横に並んで、何をしているのか分かり易いポーズをとらせています。 もし二人が縦に並んでいたり、重なりすぎていたりすると、誰がいるのか、二人の関係、何をしているのか等が分かりにくくなってしまいます。
ここからはカメラの設定の話となります。 カメラの設定を暗くしないとシルエットでは撮影はできません。もし、オートモードでそのまま撮影すると、この様になると思います。
実際にはオートモードで撮影した訳ではなくRAW現像でそれっぽくしています。
・カメラの場合 露出補正を行います。「露出補正」「+/-」という調整項目や、ダイヤル等があると思いますので、いい感じになるまで「-2.-3」等の値を調整しましょう。
カメラによって調整する箇所が異なるので詳しくはマニュアルをご覧ください。 ちなみにほとんどのカメラで撮影モードが「AUTO」だとこの露出補正ができない様なので「P(プログラムオートモード)」等で露出補正を行いましょう。
・iPhoneの場合
画面を長押しをして、下フリックすると太陽マークが出てきて暗く設定が出来ます。
もしくは「^」ボタンをスワイプし、「+ -」の項目で調整出来ます。
ホワイトバランスをオート等で撮影するとこの様になると思います。
作例の様に撮影する為にはホワイトバランスを暖色に映る様に調整が必要です。
・カメラの場合
『色温度」「〇〇K」という項目があれば数字を大きくするほど暖色(オレンジ色系)になっていきます。こちらもプレビュー画面を見ながらいい感じの値を探りましょう。
アイフォンでもフィルタ使用する事で、多少色味を変更できる様です。露出補正の時と同じく「^」ボタンをスワイプして調整項目を出します。
ポイントをまとめると
⚪︎いい感じの逆光の場所を探す
⚪︎暗めに設定する
⚪︎色味を暖色に設定する
となります。
シルエット写真は簡単にエモい写真がすぐ撮れますので、ぜひチャレンジしてみて下さい。
今回は以上です。
また次の記事でお会いしましょう。
福岡の出張撮影は「RYO PHOTO」まで!!
https://ryophoto.com
今回の内容はyoutubeにもアップしていますので、よかったらご覧になって下さい。
※スマホで見る時は画面を横にして下さい。
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