料理写真をとったらイマイチだった事ないですか?
みなさんご自宅や旅先、カフェ等で料理の写真の写真を撮る事って良くありますよね?
こんな風なイマイチな写真になってしまう事ありませんか?
もしこんな風に
「それっぽい写真」を撮りたかったら、意外と簡単に撮れますので、解説していきたいと思います。
今回も、上の写真は失敗写真としまして、下の写真を成功写真とします。
この失敗写真をこの成功写真にするためのポイントを解説したいと思います。
うまく撮るための4ポイント
ポイントは4つです。
ポイント1 映らない方が良いものをどかす
ポイント2 写したいものをしぼる
ポイント3 窓際の席で太陽光で撮影する
ポイント4 太陽光の向きを 逆光か、サイド光で撮る
そでぞれのポイントについて解説していきます。
ポイント1映らない方が良いものをどかす
撮影する時に意外と見落としがちな事ですが、写真に入って美しく無いものをどかします。
失敗例の写真でいうとおしぼり、メニューの様な本、腕時計、関係のない器、スマホ等です。
ポイント2 写したいものをしぼる
ポイント1と同じ事でもあるのですが、写したいものと、写さないでよいものを良く考えるという事です。
よくやりがちな失敗例として「何でもかんでも写してしまいがち」な事があります。
今回の写真で例えば、カレーが美味しそう、カレーの器もかわいい、盛り付けもかわいい、カレー皿の下のランチョンマットもかわいい、スープも美味しそう、サラダもかわいい、スプーンとフォークも可愛い。等です。
そうなる気持ちも、その全てを一枚の写真に収めたくなる気持ちも良く分かります。ただそれをやってしまうと、何を伝えたかったのか良く分からない写真になりがちです。
今回の場合は、美味しそうなカレーをメインに、ランチョンマット、スプーン、サラダ、スープとお茶を撮そうかな と考えました。
ポイント3 窓際の席で太陽光で撮影する
ポイント4 太陽光の向きを 逆光か、サイド光で撮る
今回の話のかなり大きいポイントです。今回の失敗写真はそもそも料理がぜんぜん美味しそうでは無いですよね?
なぜかというと撮影に使っている光と、光の方向が適していないからです。
失敗写真の場合はダイニングの照明の真下で撮影しています。
結果、立体感も無く、色も正確に出ていないですよね?色が変なのは暖色系の(オレンジ色っぽい)ライトで照らしている為です。
人間の眼で見たものは、順応といって、明るさや、色味等を補正して感じいます。そして両目で見る事で立体感を感じています。なので、眼で見た時はそんなに違和感を感じていないのに、カメラで撮影した写真を見たら「汚っ!暗っ!立体感無っ!」となってしまう訳です。
成功写真の方は窓際の場所で太陽の光が料理の後ろ側からさす様にして撮影しています。
太陽の光で撮影すると、当然色味等は自然になります。
そして、料理写真を撮影する時は、光が後ろからさす逆光か、横からさすサイド光で撮る様にしましょう。
それだけで、料理の質感、立体感が出て、さらに光の反射でつやつやとした新鮮でおいしそうな質感を表現できます。
今回は自宅で撮影しましたが、お店で撮影する時は窓際の席でとりましょう。
今回成功写真を撮影した環境は以下の通りです。
窓際に机を持ってきて窓にはレースをしています。太陽光が少し強かったので、光を柔らかくするためです。
初めはサラダや、スープ、お茶と一緒に撮ろうかと思っていましたが、最終的には外してしましました。
理由は、その方がカレーの美味しそうな質感が伝わる写真になると判断したからです。
写真に写るものに一番写したいものより明るいものがあると、写真をみた人間の目はそっちに注目してしまうという特性があります。
今回メインで写したいカレーより、サラダやスープは色が白っぽいので、そっちに注目が散ってしまうと考えたからです。
まとめ
解説は以上です。説明すると長くなってしましますが、意外とやっている事は単純で簡単なことでしょ?
余計なものを外して、必要なものだけを、窓際の席で、窓を背にして写真を撮っただけです。
あと、最後に一つ付け加えます。撮影は料理が冷めてしまう前に早く終わらせましょう。
冷めてしまった料理は質感が無くなってしまって美味しそうには写りませんし、何と言ってもせっかくの料理をあったかいうちに食べまいと勿体無いですよね(笑)
ちなみに飲食店などで写真撮影する場合はちゃんとお店の方に許可をとりましょうね!
今回は以上です。また次の記事でお会いしましょう。
ちなみに今回の内容はyoutubeにもアップしていますので、よかったらご覧になって下さい。
福岡の出張撮影は「RYO PHOTO」まで!!
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